アテモヤの苗の植え付け方法 沖縄・中村果樹園の栽培記録

中村果樹園では、平張施設や露地栽培でアテモヤを育てています。

この記事では、アテモヤ苗の植え付けから主枝・亜主枝の形成までを紹介します。

防草シート、敷草、防風垣など、沖縄で安定栽培するための工夫も解説します。

アテモヤの苗の植え付けを紹介します

中村果樹園では、アテモヤを複数の圃場で栽培しています。
栽培方法は、平張施設栽培と露地栽培があります。

今回の記事では、新しく整備した平張施設で行ったアテモヤ苗の植え付けについて、写真とともに紹介します。

植え付け前の圃場の様子

アテモヤ苗を植え付ける前の平張施設内の圃場と敷草用の腐葉土

こちらは、アテモヤ苗を植え付ける前の更地の様子です。
手前に見えているのは、敷草として使用する腐葉土です。

アテモヤの苗について

中村果樹園で植え付けるアテモヤの苗木

中村果樹園では、アテモヤの苗として、取り木または接木苗を使用しています。
接木苗の場合、台木にはチェリモヤまたはアテモヤを使用しています。

アテモヤ苗の植え付け手順

ポットから苗を取り出す

ポットから取り出したアテモヤ苗の根をほぐす作業

苗をポットから取り出したら、ポット内で絡まっている根を軽くほぐします。
根を無理に傷つけないように注意しながら、植え付け後に根が広がりやすい状態に整えます。

植え付け直後は支柱で苗を固定する

植え付け直後に支柱で固定したアテモヤの苗木

植え付け直後は、支柱を立てて苗を固定します。
苗が風で揺れすぎないようにすることで、根付きやすい状態を保ちます。

アテモヤの樹形づくり

主枝を2本残して育てる

アテモヤ苗から発育の良い2本の枝を主枝として残す作業

植え付けた苗が安定してきたら、発育の良い枝を2本残し、他の枝は間引きます。
この2本の枝を主枝として伸ばしていきます。

>植え付け後半年ほどの主枝の成長

植え付け後半年ほど成長したアテモヤの主枝

こちらは、植え付け後に半年ほど主枝を伸ばした様子です。
主枝をしっかり育てることで、その後の樹形づくりにつなげていきます。

亜主枝を形成する

植え付けから約1年後にアテモヤの亜主枝を形成する様子

植え付けから1年ほど主枝を伸ばしたら、50cmほどの間隔で摘葉し、亜主枝を形成していきます。

アテモヤ栽培を支える圃場管理

敷草で雑草抑制と土壌保湿を行う

アテモヤ圃場に敷草を敷いて雑草抑制と土壌保湿を行う様子

雑草の抑制と土壌の保湿を目的に、敷草を敷きました。
敷草は雑草を抑えてくれるため、有効な管理方法だと感じています。

ただし、以前この圃場に植えられていたサトウキビなど、生命力の強い植物は敷草を突き抜けて生えてくる場合もあります。

防草シートの設置

アテモヤ圃場に雑草対策として設置した防草シート

雑草を抑えるため、防草シートを設置しました。
圃場管理の手間を減らし、アテモヤの生育環境を整えるための対策です。

沖縄の強風対策として防風垣を設置

防風垣に使うネズミモチの苗

アテモヤ圃場の防風垣として使うネズミモチの苗

沖縄では、台風時に非常に強い風が吹きます。
そのため、平張施設の周囲にも防風垣を設置し、強風を緩和させます。

こちらは、防風垣として利用するネズミモチの苗です。

防風垣の植え付け直後の様子

アテモヤ圃場の周囲に植え付けたネズミモチの防風垣

防風垣を植え付けた直後の様子です。
平張施設だけでなく、周囲の環境も整えることで、台風に強いアテモヤ栽培を目指しています。

植え付け3年目の様子も紹介しています

2017年2月には、この圃場の3年目の様子も紹介しています。
初収穫の様子も掲載していますので、あわせてご覧ください。

アテモヤ植え付け3年目の様子 ~ 初収穫! ~

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