アテモヤ植え付け3年目の様子 初収穫までの栽培記録

アテモヤ苗を植え付けた圃場が、3年目で初収穫を迎えました。

春剪定、間引き剪定、夏剪定を行い、樹形を整えながら果実の成長を促しました。

初収穫では500gを超える果実も実り、今後の収穫量増加が期待できる状態になりました。

アテモヤ植え付け3年目で初収穫を迎えました

今回の記事では、植え付け3年目のアテモヤ施設栽培の様子を紹介します。

アテモヤの苗の植え付け

植え付け3年目で、ようやく初収穫を迎えました。
2年目の冬から3年目の冬、そして初収穫までの様子を順番に紹介します。

2年目の冬|春剪定前のアテモヤ

2016年3月、春の剪定前の様子です。
アテモヤは半落葉性の植物なので、冬が終わる頃には葉が散りかけています。

植え付け2年目の冬に春剪定前で葉が散りかけたアテモヤの樹

春剪定|樹形を整える作業

2016年3月、春剪定後の様子です。
古い枝葉を剪定し、樹形を整えます。

この圃場では、アテモヤの樹形を1文字整形に近い形へ仕立てることを意識しています。

春剪定後に1文字整形を意識して樹形を整えたアテモヤの樹

間引き剪定|枝葉の混み合いを調整

2016年5月頃、間引き剪定を行いました。
アテモヤはそのままにしておくと枝葉がかなり茂るため、余分な枝を間引きます。

間引き剪定前

間引き剪定前で枝葉が茂ったアテモヤの樹

間引き剪定後

間引き剪定後に余分な枝を整理したアテモヤの樹

敷き草で土の保湿と雑草抑制を行う

土の水分保持と雑草の抑制を目的に、敷き草として木材チップを敷き詰めました。

本来は3月頃に敷き詰めた方がよいのですが、別作業の都合で5月頃の作業となりました。

アテモヤ圃場に土壌保湿と雑草抑制のため木材チップを敷いた様子

この圃場では、敷き草をしても1か月後には雑草がかなり生えてしまう点が課題でした。
圃場ごとの土壌条件や過去に植えられていた作物の影響もあると考えられます。

敷き草後のアテモヤ圃場で1か月後に生えた雑草

夏剪定 収穫時期を見据えて花芽を促す

2016年8月、夏剪定を行いました。
夏剪定は花芽の発芽を促すための作業です。

アテモヤは、夏剪定から収穫までの期間をある程度計算できます。
この時点では、2月下旬の収穫を意図して剪定を行いました。

アテモヤは、夏剪定から収穫までの期間をある程度計算できます。
この時点では、2月下旬の収穫を意図して剪定を行いました。

2月下旬の収穫を目指して行ったアテモヤの夏剪定

枝の伸長と幹の成長

2016年11月頃の様子です。
アテモヤの枝の伸長は早く、大きく育ちます。

植え付け3年目に大きく伸長したアテモヤの枝

下の写真は2017年2月に撮影したものです。
3年目にしては幹がかなり太くなっています。

樹形を1文字整形にして枝数を制限したことで、1本1本の枝が太くなっているようです。

植え付け3年目で太く成長したアテモヤの幹

防風垣の成長

施設の周囲には、防風垣としてネズミモチを植えています。
植え付けから約2年で、防風垣も大きく伸びました。

防風垣の側面

アテモヤ圃場の側面に伸びたネズミモチの防風垣

防風垣の前面

アテモヤ圃場の前面に伸びたネズミモチの防風垣

今シーズンの夏時点では、まだ樹高が低く、防風垣として十分には機能していませんでした。
ただし、来シーズンからはある程度、強風を和らげる役割が期待できそうです。

着果しているアテモヤの様子

大きく育った木は画面に収まりきらなかったため、比較的小さい木を撮影しました。
写真のように、アテモヤの果実が実っています。

植え付け3年目のアテモヤの樹に果実が着果している様子

2017年2月 アテモヤを初収穫

2017年2月、収穫間近のアテモヤ果実の写真です。
この圃場では、500gをゆうに超えるような大きな果実が多く実りました。

初収穫ということもあり、着果数を制限したことや、幹が十分に太く育ったことが、想定以上の果実サイズにつながった可能性があります。

初収穫を迎えた500g超えの大きなアテモヤ果実

擦れ傷のある果実も見られました

一方で、擦れ傷の入った果実も多く見られました。
周囲の防風垣がまだ十分に育っていなかったため、台風時に強風が入り、果実が擦れた可能性があります。

台風時の強風で擦れ傷が入ったアテモヤ果実

3年前の苗から立派な樹へ成長しました

3年前の苗の植え付けの様子と比べると、アテモヤの樹はずいぶん立派に育ちました。

3年前の苗の植え付けのブログ

この圃場は、来シーズン以降もさらに収穫量が増えていく見込みです。
今後も、より多くのアテモヤをお届けできるよう栽培に取り組んでいきます。

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